技術がすごい!!2024年7月発行の新しい紙幣の秘密に迫る…!
技術がすごい!!2024年7月発行の新しい紙幣の秘密に迫る…!
2023.11.15
2024年7月に発行される新しい紙幣。新1万円札には渋沢栄一。5千円札には津田梅子。千円札には北里柴三郎がそれぞれ肖像に使われています。デザインや世界最高峰のレベルが使われている新しい紙幣についてご紹介します!
2024年7月に発行される新しい紙幣が2023年11月14日、高知市で報道陣に公開されました。



こちらの紙幣、世界最高レベルの技術を使った、偽造が極めて難しいものなんです…!

新1万円札には渋沢栄一



明治期の実業家渋沢栄一は、日本初の銀行を設立。様々な種類の会社設立にも携わった人物で、生涯に約500もの企業に関わったと言われています。近代日本の経済を支え、明治財界のリーダーとして名を馳せました。

そして5千円札には津田梅子



津田梅子は明治期の教育家で、女子専門教育の先駆者!6歳で日本初の女子留学生として渡米しました。現在の津田塾大学の前身、女子英学塾を開いた人物としても知られています。

千円札は北里柴三郎です。



北里柴三郎は近代日本医学の父と呼ばれる人物で、破傷風菌の純粋培養や血清療法の確立など科学技術の発展に貢献し、ペスト菌を発見したことでも知られています。

この3人が起用された新紙幣。大きな特徴として金額が大きな数字で印刷されるなど、見た目にわかりやすいユニバーサルデザインが採用されています。



確かに現行の紙幣と比べると、金額が非常に分かりやすいデザインになっていますよね。
また偽造防止の技術は、世界最高レベルの科学技術が採用されているんです。

真ん中の渋沢栄一にご注目!



紙幣を傾けると…



渋沢栄一の顔が正面を向きました!そう、三次元の肖像が回転する3Dホログラムが世界で初めて採用されているんです。すごい技術です…。

さらに!



肖像の背景にまで極めて細かいすき入れが入った「すかし」。こちらも世界で初めての技術なんだそうです。



新しい紙幣の登場は20年ぶりで、発行は2024年7月の予定です。



日本銀行高知支店によると、2024年に新しい紙幣が発行されたあとも現在の1万円札などの紙幣は引き続き使えるということで、「古い紙幣は使えなくなるので預かる」といった詐欺には注意してほしいということです。

新しい紙幣までまもなく!手に取ったら世界最高峰の技術をその目で確かめてみて下さい!
ぐるぐるこうち編集部
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