過酷な訓練を井出アナが体験!警察学校の一日に密着
過酷な訓練を井出アナが体験!警察学校の一日に密着
2024.12.05
高知県南国市にある高知県警察学校。
現在、高校卒業後の19歳から24歳までの20人の初任科生が在籍していて、2025年1月までの10か月間、警察官としての基礎を学んでいます。



今回、野球部出身で体力には自信があるという井出一崇アナが警察学校に体験入校。
初任科生たちの姿を追いました👮‍♀️👮‍♂️



※2024年12月2日放送
※掲載している内容は放送当時のものです
 
『警察独自の武術「逮捕術」』
午前9時前。最初の訓練が始まりました。まずは、30分間のアップから。



アップだけで、すでにバテバテになった井出アナに比べ、初任科生は涼しい顔。
警察官にとって体力は基本中の基本です。



この日、体験したのは逮捕術です。
逮捕術とは警察官が犯人を制圧するための警察独自の武術。柔道と剣道を組み合わせたもので、警棒や短刀に見立てた武器を使います。



武器を持っているかもしれない犯人と対峙したときに、自らの命と県民の安全を守りながら相手を取り押さえることができるよう、教官は緊張感をもって厳しく接します。

8か月もこの訓練を受けてきた初任科生の上杉惟心巡査。
どれだけ修練を積んできたのか、井出アナが体験しますが、動きが素早くまるで歯が立ちません。



意地を見せたい井出アナ。
終始押され続ける中、最後の最後に一本だけ決めさせてくれました。



体験を終えて、ヘトヘトの井出アナ。
訓練の大変さを身をもって実感したようです。




 
『警察官を志すそれぞれの理由』
ようやく午前の訓練が終わり、お待ちかねの昼食です🍚
昼食は日替わりメニュー。この日はカレーでした🍛



同じ釜の飯を食うほどに仲良くなっていく初任科生たち。
それぞれに警察官を志す理由があります。
井出アナの練習につきあってくれた上杉巡査は、父親の影響からでした。









みんなのお姉さんのような存在の沖唯子巡査。
機械製造の企業に勤めていましたが、人を守る仕事がしたいと転職を決意しました。





警察官を目指し訓練に向き合う若者がいる一方で、警察学校を退職する人もいます。
県警によりますと、2019年からの5年間で、退職者がもっとも多かった年は2022年で、入校者57人のうち約2割が退職しています。



こうした状況を受けて、県警は去年から「助教」と呼ばれる年の近い巡査部長を学校に常駐させました。
「助教」とはホームシックや勉強面での課題などをサポートする役割です。


 
『過酷な現場を想定した「警備実施訓練」』
午後2時半。疲れがたまる初任科生たちに厳しい訓練が待ち構えていました。
重さ約8キロの防具をつけ、手には5キロほどの盾。
教官の指示のもとグラウンドを走り続けます。その名も「警備実施訓練」



暴動など過酷な現場を想定した訓練で、集団で機敏に動き、重い盾を持ち続ける体力を養います。約20分間走りっぱなしです🏃‍♀️💦



走り終わったあとは盾を構える訓練。石を投げられたときに自分の身を守るための構えです。重たい盾を持ち上げ続けます。



そのあとは再び盾を持って走る訓練。グラウンドには力強い声が響き続けます。
井出アナは、もはや限界😱
走る気力も無く、盾を持つこともできないほど追い込まれましたが、皆に支えられどうにか無事訓練を終えました。



県民や自らの命を守りながら職務を遂行するために。
過酷な訓練を乗り越えた警察官たちによって私たちの生活は支えられています。





警察学校の卒業まで、約2か月。
若者たちは切磋琢磨しながら人の痛みや苦しみに寄り添える強い警察官へと成長していきます。
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