
BOOKS ランキング&今週のおすすめの一冊 2025/4/15放送
2025.04.17
毎週火曜日9時20分頃から、RKCラジオの「とさこちラジオ」で放送しているBOOKSランキング!
4月15日に放送した内容をご紹介します★
4月15日に放送した内容をご紹介します★
『4月15日放送 BOOKSランキング!TOP10』
🔻ランキング🔻※4月9日付
1位 NHK連続テレビ小説 あんぱん 上
中園ミホ 作 / 後藤美奈 ノベライズ <NHK出版>

2位 落雷と祝福 ※初登場!
岡本真帆 著 <朝日新聞出版>

3位 やなせたかし おとうとものがたり
やなせたかし 詩・画 <フレーベル館>

4位 新装版 わたしが正義について語るなら
やなせたかし 著 <ポプラ社>

5位 天までのぼれ
中脇初枝 著 <ポプラ社>

6位 人生の結論
小池一夫 著 <朝日新聞出版>

7位 頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉 著 <ダイヤモンド社>

8位 やなせたかし みんなの夢まもるため
やなせたかし 他 著 <NHK出版>

9位 亡霊の烏 ※初登場!
阿部智里著 <文藝春秋>

10位 動乱期を生きる ※初登場!
内田樹 山崎雅弘 著 <祥伝社>

1位 NHK連続テレビ小説 あんぱん 上
中園ミホ 作 / 後藤美奈 ノベライズ <NHK出版>

2位 落雷と祝福 ※初登場!
岡本真帆 著 <朝日新聞出版>

3位 やなせたかし おとうとものがたり
やなせたかし 詩・画 <フレーベル館>

4位 新装版 わたしが正義について語るなら
やなせたかし 著 <ポプラ社>

5位 天までのぼれ
中脇初枝 著 <ポプラ社>

6位 人生の結論
小池一夫 著 <朝日新聞出版>

7位 頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉 著 <ダイヤモンド社>

8位 やなせたかし みんなの夢まもるため
やなせたかし 他 著 <NHK出版>

9位 亡霊の烏 ※初登場!
阿部智里著 <文藝春秋>

10位 動乱期を生きる ※初登場!
内田樹 山崎雅弘 著 <祥伝社>

『今週の初登場作品!』
今週のランキング初登場!
『落雷と祝福』中園ミホ 作 / 岡本真帆 著 <朝日新聞出版>
マンガ、映画、犬、グミ、ぬいぐるみ、短歌…歌人・岡本真帆が愛する様々なものをテーマに、短歌とエッセイをつづる。
『やなせたかし おとうとものがたり』やなせたかし 詩・画 <フレーベル館>
幼くして父を亡くし、母とも離ればなれになった、兄と弟。アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。
『亡霊の烏』阿部智里 著 <文藝春秋>
博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影。大人気和風ファンタジー「八咫烏」シリーズ最新作。
『動乱期を生きる』 内田樹・山崎雅弘 著 <祥伝社>
知の巨人と気鋭の戦史・紛争史研究家が日本が抱える問題とディストピアを余すことなく語り合う。
『落雷と祝福』中園ミホ 作 / 岡本真帆 著 <朝日新聞出版>
マンガ、映画、犬、グミ、ぬいぐるみ、短歌…歌人・岡本真帆が愛する様々なものをテーマに、短歌とエッセイをつづる。
『やなせたかし おとうとものがたり』やなせたかし 詩・画 <フレーベル館>
幼くして父を亡くし、母とも離ればなれになった、兄と弟。アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。
『亡霊の烏』阿部智里 著 <文藝春秋>
博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影。大人気和風ファンタジー「八咫烏」シリーズ最新作。
『動乱期を生きる』 内田樹・山崎雅弘 著 <祥伝社>
知の巨人と気鋭の戦史・紛争史研究家が日本が抱える問題とディストピアを余すことなく語り合う。
『今週のおすすめの一冊』
「その本はまだルリユールされていない」
坂本葵 著 〈平凡社〉

皆さまは「ルリユール」という言葉をご存知でしょうか。
本好きの方ならばどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、多くの人にとっては聞き馴染みのない言葉ではないかと思います。それもそのはず「ルリユール」は「製本・装幀を手作業で行う職人、またはその工程」を指すフランス語なのです。
また言葉だけでなく、手作業で本を作るということ自体、珍しいと感じる方もいるでしょう。フランスおよび周辺の国で伝統的な技術が受け継がれているそうですが、日本にもルリユールを行う職人が数名はいらっしゃいます。そして今回ご紹介するのは、そんなルリユールと出会うひとりの女性を主人公にした物語です。
「ルリユール」という言葉があるように1冊の本を作るには様々な技術があり多くの工程を経て1冊の本ができあがります。私たちが普段目にするのは完成された本なので、本が出来上がる過程も未知の世界だと思います。
この小説のなかでは、そんな製本の過程が物語を通して知れる、ということがこの作品のおすすめポイントのひとつです。世の中にはたくさんの本がありますが、その中にはこうした手作業で生まれる本もあることをぜひ知ってもらいたいと思います。
そしてルリユールには一から作り上げるだけでなく、古くなってしまった本の仕立て直しも行います。古くなってぺージを開けば分解してしまいそうな本をなぜ仕立て直すのか、その本とルリユールはどう向き合うのか、1冊の本にもドラマがあります。
この作品で描かれるのもそうした本と人とが生み出す繋がりや思い出といったものです。
1冊の本との出会いが人生を変えるかもしれない、誰かの救いになるかもしれない。
そんな本との素敵な物語がこの作品にはあります。お話を追いながら自分にとっての思い出の1冊であったり、何度も読み返したりしている本が思い出されるかもしれません。
ご紹介した本はフィクションですが、この本に登場する製本家の女性には実在したモデルとなった方がいます。その人物は栃折久美子さんという製本家で日本に初めてルリユール文化を紹介した先駆者と言われています。
ルリユールは素敵な文化だと思います。これを機に興味を持たれた方はこの作品と一緒にぜひルリユールについても知ってみてください。
土佐山田店 スタッフ
坂本葵 著 〈平凡社〉

皆さまは「ルリユール」という言葉をご存知でしょうか。
本好きの方ならばどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、多くの人にとっては聞き馴染みのない言葉ではないかと思います。それもそのはず「ルリユール」は「製本・装幀を手作業で行う職人、またはその工程」を指すフランス語なのです。
また言葉だけでなく、手作業で本を作るということ自体、珍しいと感じる方もいるでしょう。フランスおよび周辺の国で伝統的な技術が受け継がれているそうですが、日本にもルリユールを行う職人が数名はいらっしゃいます。そして今回ご紹介するのは、そんなルリユールと出会うひとりの女性を主人公にした物語です。
「ルリユール」という言葉があるように1冊の本を作るには様々な技術があり多くの工程を経て1冊の本ができあがります。私たちが普段目にするのは完成された本なので、本が出来上がる過程も未知の世界だと思います。
この小説のなかでは、そんな製本の過程が物語を通して知れる、ということがこの作品のおすすめポイントのひとつです。世の中にはたくさんの本がありますが、その中にはこうした手作業で生まれる本もあることをぜひ知ってもらいたいと思います。
そしてルリユールには一から作り上げるだけでなく、古くなってしまった本の仕立て直しも行います。古くなってぺージを開けば分解してしまいそうな本をなぜ仕立て直すのか、その本とルリユールはどう向き合うのか、1冊の本にもドラマがあります。
この作品で描かれるのもそうした本と人とが生み出す繋がりや思い出といったものです。
1冊の本との出会いが人生を変えるかもしれない、誰かの救いになるかもしれない。
そんな本との素敵な物語がこの作品にはあります。お話を追いながら自分にとっての思い出の1冊であったり、何度も読み返したりしている本が思い出されるかもしれません。
ご紹介した本はフィクションですが、この本に登場する製本家の女性には実在したモデルとなった方がいます。その人物は栃折久美子さんという製本家で日本に初めてルリユール文化を紹介した先駆者と言われています。
ルリユールは素敵な文化だと思います。これを機に興味を持たれた方はこの作品と一緒にぜひルリユールについても知ってみてください。
土佐山田店 スタッフ

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