BOOKS ランキング&今週のおすすめの一冊 2025/2/18放送
BOOKS ランキング&今週のおすすめの一冊 2025/2/18放送
2025.02.18
毎週火曜日9時20分頃から、RKCラジオの「とさこちラジオ」で放送しているBOOKSランキング!

2月18日に放送した内容をご紹介します
『2月18日放送 BOOKSランキング!TOP10』
🔻ランキング🔻※2月12日付
                
1位 頭のいい人が話す前に考えていること
    安達裕哉 著  <ダイヤモンド社>      





2位 C線上のアリア
       湊かなえ著  <朝日新聞出版>   




3位 カフネ
    阿部暁子 著  <講談社>





4位 藍を継ぐ海
    伊与原新 著  <新潮社>

 



5位 ゲーテはすべてを言った
      鈴木結生 著 <朝日新聞出版>





6位 やなせたかし みんなの夢まもるため  
    やなせたかし他 著  <NHK出版> 




 
7位 生殖記
  朝井リョウ 著  <小学館>





8位 ハンディ版 本当に危ない闇バイトの話
      廣末登 芳賀恒人 監修  <金の星社>   





9位 とさぶんたんのぶんこちゃん
      松田雅子 文 / 三本桂子 絵 著  <アトリエよくばり子リス>  





10位 歌集 ゆふすげ  
        美智子 著 <岩波書店>


『今週の初登場作品!』
今週のランキング初登場!

『C線状のアリア』湊かなえ 著 <朝日新聞出版>
育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。そこから紐解かれる、家族にさえ言えなかった叔母の秘密とは。先が読めない「介護ミステリ」。

『カフネ』阿部暁子 著 <講談社>
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。

『ハンディ版 本当に危ない闇バイトの話」』廣末登 / 芳賀恒人 監修<金の星社>
知らぬ間に犯罪行為をさせられる「闇バイト」が、10代~20代の間に広がっている。一度、手を染めたら簡単にはやめられない恐怖のバイトに、どうしたら誘われずに済むのか。マンガで事例を紹介しながら、闇組織の手口を解説する。
『今週のおすすめの一冊』
いただきますは、ふたりで。恋と食のある10の風景」 
著者:一穂ミチ ・古内一絵・田辺智加・君嶋彼方・錦見映理子・山本ゆり・奥田亜希子・尾形真理子・原田ひ香・山田詠美<新潮社>



今回ご紹介するのは恋と食をテーマにした小説、エッセイを含む10作品が収録された豪華作家陣によるアンソロジーです。人生に彩りをもたらしてくれる「恋」と、おいしい「食」がテーマなんて心躍らずにはいられません。
本作では様々な恋の模様が描かれていて、ほんわかエピソードというよりは、大人な恋のお話です。
その中から、原田ひ香さんの「夏のカレー」をご紹介します。

妻が亡くなった後、静夫の元にふらりとやって来た昔の恋人「冴子」。20歳の頃に知り合い、人生の節目に再会しては別れ、結ばれることのなかった2人ですが、静夫にとって忘れられない女性でした。男女の40年をカレーを絡めて綴っていきます。ラストの衝撃と切なさが胸に残るお話です。

その他、幽霊が登場したり、同性カップルの話しがあったり、あの大谷翔平が出て来たり、小説の間に差し込まれたエッセイもアクセントになっています。

アンソロジーはいろんな作家さんの作品を1度に堪能できるのがいいところです。1日1話読み進めてみるのもいいかもしれません。

「恋と食」の物語りを皆さんもぜひ堪能して下さい。

金高堂書店本店 スタッフ
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