第32回「しまんとターキーの炭火串焼き」
第32回「しまんとターキーの炭火串焼き」
2024.07.24
大阪府藤井寺市出身、高知県中土佐町在住の松下昇平さん。水曜コラム「大野見と七面鳥」は、毎週水曜日に更新予定です。

第32回の今回は「しまんとターキーの炭火串焼き」と題してお送りします!

※内容は2024年7月時点での情報です
『10年前に初めて食べた七面鳥の炭火焼き』
7月に入りイベント出店が続く週末です。7月27日(土)28日(日)も高知駅前の「こうち旅広場」で開催されるイベントに出店させていただきます。週末のイベントは本当に楽しみです。
初めて出会う方、ラジオを聴いて来てくださる方、そして、いつも来てくださる方。この大野見で生産している七面鳥「しまんとターキー」は、とにかく一口食べていただくことから始まると思っています。

このイベントで提供している「しまんとターキーの炭火串焼き」ですが、ボク自身も10年ほど前に初めて大野見で食べました。それまでボクが知る七面鳥は、丸ごと焼かれているもの、ムネ肉のハムの二つでした。これはアメリカでの高校生活の際に食べていました。

「炭火で焼かれた七面鳥」、味付けは塩コショウ、という食べ方は大野見に来るまで経験がなく、10年前に食べた感覚は今でも鮮明に覚えています。


 
その鮮明な記憶は今でも同じ感覚で、販売している自分自身があまり言う言葉ではないかもしれませんが…「本当に美味しい」「食感と濃い旨み」「飽きない味」この印象です。おそらく日本で一番七面鳥のお肉を食べているのはボクだと思いますが、毎回、本当にこの気持ちになれます。

しかしながら、お肉には様々な種類があり、好みは人それぞれ相性があると思っています。ボクは恐らく、偶然にも、この大野見で生産され続けてきた七面鳥との相性がとても良かったのだと…そして、この感覚に当てはまる方を探し求める旅に出ているような気分です、イベント出店は。

また、この「しまんとターキーの炭火串焼き」は、大野見七面鳥生産組合の想いも詰まっています。生産から命をいただき加工作業まですべてを大野見で一貫して行っておりますが、イベント用のお肉も、大野見でつくっています。

串はすべて手作業で、特徴はむね肉ともも肉を1つの串にしていることです。それぞれのお肉に魅力があるので、1本で七面鳥の魅力を知っていただきたいという気持ちです。
初めての方にはまずは一口、2度目、3度目という方にはやみつきになってもらえるよう、1本1本丁寧に焼いています。

2024年に入り、とにかくイベント出店が増えています。ぜひそれぞれの会場で見かけていただきましたら、そんな想いも含め、食べてみていただければ嬉しいです。

 
『今週のイベント情報』
7月27日(土)~28日(日)土佐のちょい飲み広場 in JR高知駅南口こうち旅広場
7月29日(月)洞ヶ島ナイトバザール2024 in 洞ヶ島のあちらこちら


   
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松下昇平
高知県中土佐町在住、大阪府藤井寺市出身。1988年3月9日生まれ。
2017年、中土佐町大野見地域で60年続く七面鳥生産の仕事に魅力を感じ中土佐に移住。
「大野見と七面鳥」について様々な角度、形で学び、発信しています。
コラムは毎週水曜日更新予定!
 
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