BOOKS ランキング&今週のおすすめの一冊 2025/3/11放送
BOOKS ランキング&今週のおすすめの一冊 2025/3/11放送
2025.03.11
毎週火曜日9時20分頃から、RKCラジオの「とさこちラジオ」で放送しているBOOKSランキング!

3月11日に放送した内容をご紹介します
『3月11日放送 BOOKSランキング!TOP10』
🔻ランキング🔻※3月5日付
                
1位 天までのぼれ  
      中脇初枝 著  <ポプラ社>         





2位 歌集 ゆふすげ
    美智子 著  <岩波書店>      





3位 C線上のアリア
    湊かなえ 著  <朝日新聞出版> 





4位 猫の刻参り
    宮部みゆき 著  <新潮社>

 



5位 人生の結論
      小池一夫 著 <朝日新聞出版>





6位 22世紀の資本主義
    成田悠輔 著  <文藝春秋> 




 
7位 なぜ働いていると本が読めなくなるのか
  三宅香帆 著  <集英社>





8位 頭のいい人が話す前に考えていること
      安達裕哉 著  <ダイヤモンド社>   





9位 藍を継ぐ海 
       伊与原新 著  <新潮社>  





10位 皇后は闘うことにした
        林真理子 著  <文藝春秋>


『今週の初登場作品!』
今週のランキング初登場!

今週は初登場はありません
 
『今週のおすすめの一冊』
四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」 
村上春樹 著  〈新潮社〉


 
今回紹介する本は、新潮社「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」著・村上春樹です。
平凡社より1983年に「カンガルー日和」に収録された2編が収録されています。
(現在は講談社文庫でも手に入ります)

恥ずかしながら村上春樹の著作を何度か挑戦したものの、最後まで読み切れずにいたので、今回の短編ならばと手に取りました。
今回の著作の特徴はなんといっても、台湾出身のイラストレーター・漫画家の高妍(ガオ イェン)先生の挿絵が入っています。2020年発表のエッセイ「猫を棄てる 父親について語るとき」の装画も担当されており、今回2冊目になります。

小説は約30分で読み終わりました。
しかし、読後の余韻が永遠に続くのではないかという感覚のまま、文章を書いています。
これが「村上春樹の魅力というのは浅はかかもしれませんが、すっかり魅了されてしまいました。

高妍先生の挿絵のすばらしさも相まって、素敵な1冊になっています。プレゼントにしても喜ばれる1冊だと思います。3月は新しい新生活が始まります。春にぴったりな1冊をぜひ、ご一読ください

3月1日にかるぽーとで行われた、第11回全国漫画家大会議に、高妍先生がゲストで来られていました。機会がありサイン会のお手伝いをしたのですが、イラスト通りのやさしくも芯のある作家でした。若いエネルギーが漏れ出ている雰囲気を感じ、こちらまで元気になりました。
KADOKAWAより「隙間」というコミックも発売中です。
こちらもぜひよろしくお願いいたします。



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