第56回「松下商店について / その2」｜ぐるぐるこうち～高知の"気になる"をあつめたwebメディア～

第56回「松下商店について / その2」

2025.02.12

大阪府藤井寺市出身、高知県中土佐町在住の松下昇平さん。水曜コラム「大野見と七面鳥」は、毎週水曜日に更新予定です。

第56回は「松下商店について / その2」と題してお送りします！

※内容は2025年2月時点での情報です

『地域のスポーツ振興を！』『今後のイベント出店情報』『2/7の「松下昇平の金曜ターキー」×ぶちぬきFRIDAY 放送をプレイバック！』

『地域のスポーツ振興を！』

とても久しぶりの続編です。2月7日の金曜ターキーで松下商店のお話をさせていただきましたので、その続編でございます。
その1は前回の記事をご覧いただけましたら、嬉しいです。
前回の記事はこちら

ということで、松下商店は「大野見七面鳥生産組合」という団体を運営することが主な仕事ではありますが、もうひとつボクの中で重要な仕事として「スポーツ」があります。
現在「中土佐町スポーツ振興監」という立場を中土佐町教育委員会から委嘱を受けております。この仕事は中土佐町内のスポーツに関すること、健康に関することなどに携わる仕事です。

各自治体には健康に関する計画が存在しています。中土佐町にも「健康増進計画」というものがございまして、その計画の策定に少しだけ関わらせてもらったり、、
ご自身のまちの計画、、あまりご覧いただく機会もないかもしれませんが、、、
こんな内容です。　
▶https://www.town.nakatosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=211

と、ご覧いただいたところで、、「はて、、？」となるのが正直なところからもしれません、、、
そんなことでボクの仕事としては実際に運動する機会をつくることにあります。
そのひとつとして「シーズンスポーツクラブ」という小学生を対象としたプログラムを町内３つの小学校で企画しております。
　
◎シーズンスポーツとは…
米国で取り入れられている、季節によって取り組む競技を変え、様々なスポーツを行う制度です。
例えば、春は野球、秋はアメリカンフットボール、冬はバスケットボールというように
複数のスポーツに参加する機会があり、基礎体力の向上・スポーツ傷害の予防・スポーツ適正の判断など、競技力向上というよりは、多様なスポーツを楽しみながら成長していくということに重点を置くような環境が存在しています。
ボク自身、アメリカ生活のなかでこのシステムを経験したことがきっかけでスポーツがより好きになり、日本体育大学へ進学をしたいという気持ちになりました。

◎なぜ中土佐町で…
人口5800人ほどのまち・中土佐町は、高齢、少子、人口減少が加速しており、その波はスポーツにも及んでいます。野球やバレーボールなどのチームスポーツにおいてはチームを編成すること自体が困難になっています。人数不足によりやってみたいスポーツに取り組めないという状態になりつつあります。そもそも、そのスポーツ自体が好きなのか、嫌いなのか、判断する以前の問題になっています。

というような背景から、松下商店では週に3回、各小学校で90分間、様々なスポーツに取り組む機会として「シーズンスポーツクラブ」という場を設けています。この時間は「遊びとスポーツの間」という目的で、とにかく様々なスポーツに取り組む時間にしています。こおり鬼、ケイドロ、キャッチボール、野球、サッカー、鉄棒、なわとび、バスケットボール、ドッジボール、バレーボール、バドミントン、モルックなどなどのスポーツを10分～20分の間隔で行っています。「とにかくやってみる」ということから…。

取り組みを初めて５年目に入りますが、まだまだ何が成功なのか試行錯誤な日々ですが、スポーツを通してカラダを動かすという日常は生涯大切なことだと感じていますので、可能な限り続けていこうと思っています。

つい先日は中学校のPTAさんからの依頼で、親子で運動する機会をつくる。という企画も行ったりと、どんな形であれ、カラダを動かす習慣をつくることから、、、それをいかなる形であれ実践してもらえるような取り組みを考えています。

この日はこのスポーツのあとに、みんなでお肉を焼いて食べました。

ということで、意外と運動する機会、、、あるようでないかもしれません。
次回は大人の運動の機会の取り組みについてお話させてください。

今週末は龍馬マラソンですね！
走られる皆さま、がんばってください！！
ボクは春野で皆さまをお待ちしております！！

応援の皆さまも遊びにいらしてください！

龍馬マラソン出場してみたいな、、、ちょっと走ってみたい、、、と妄想されている方も、
春野のフィニッシュ会場をまず見てみることも良きかもしれません。
走り終えた皆さんの表情は格別です。