第26回「これからも大野見を拠点に…！」｜ぐるぐるこうち～高知の"気になる"をあつめたwebメディア～

第26回「これからも大野見を拠点に…！」

2024.06.05

大阪府藤井寺市出身、高知県中土佐町在住の松下昇平さん。水曜コラム「大野見と七面鳥」は、毎週水曜日に更新予定です。

第26回目の今回は「これからも大野見を拠点に…」と題してお送りします！

※内容は2024年6月時点での情報です

『大野見と七面鳥で広がる地域の絆』

先週末、大野見でしまんとターキーの出店を行いました。
これまで大野見での出店は、8月の夏祭りと10月のしんまいフェスタの2回、大野見で開催されるイベントのみで、、それ以外ではあまり出店の機会がなく、、、
というよりも、それ以外は高知市内や大野見以外での出店が多く、地元での出店が少ない状況にありました。
以前からもう少し大野見で出店したいと思いながら、、、月日が流れておりましたが、先週、やっと、出店しました。

出店場所は、大野見にある商店「岡田食品センター」さんの敷地内をお借りしました。
この岡田食品センターさんでは、7年ほど前からしまんとターキーの冷凍商品を取り扱っていただいており、大野見の方から県内外、たくさんの方がここ大野見まで商品購入を目的にこのお店を訪ねていただいております。

ボク自身は大野見を不在にすることも多く、事務所での直売が難しく、、、
このお店がしまんとターキーオフィシャルストアのような形で、「ラジオやテレビ、SNSなどで知って買いに来ました」という方が年々増えております。
この場所で出店することで、大野見に足を運んでいただくきっかけになってもらえれば、、、
という気持ちと、何より大野見では日頃からたくさんの応援を受けているので、感謝の気持ちもあり、、、

今回はあまり告知もせず、2日間出店をしましたが、大野見の方を中心に、本当に多くの方にお越しいただきました。SNSを見て、高知市内から来たという方も…。
2日間天気もとても良く、お店の前は和気あいあいビール片手にしまんとターキーという、とてもすてきな光景がありました。
一度車で通り過ぎたけど、しまんとターキーののぼりを見て戻ってきてくださる方、大野見の住民の皆さんは口コミで広めていただき、買いにきたよーっと！来てくださったりと。

中土佐町の大野見地域は人口1,000人を下回り、人口減少のスピードは加速しています。
この場所で事業を続けていくことは、未来に向けて難しい場面に直面することが考えられます。
しかし、今回の出店を通して、改めてしまんとターキー、高知の七面鳥の拠点はここ大野見だと感じることができたと同時に、現実を受け入れながらも、この地域で七面鳥生産を少しでも長く続けていくことが大切だと強く感じました。
いま、大野見では田植えが進み、四万十川から地域を通り抜ける風がとても気持ちの良い気候です。
「しまんとターキーを食べに行く」ということを目的にしていただけるよう、引き続き励みます。