第39回「歴史のなかの七面鳥」
第39回「歴史のなかの七面鳥」
2024.09.25
大阪府藤井寺市出身、高知県中土佐町在住の松下昇平さん。水曜コラム「大野見と七面鳥」は、毎週水曜日に更新予定です。

第39回の今回は「歴史のなかの七面鳥」と題してお送りします!

※内容は2024年9月時点での情報です
『継続することの難しさ・大切さ』
 3連休が2回、あっという間に過ぎ去りました。この2週間、しまんとターキーを食べていただきました皆さま、本当にありがとうございました。
先週はコラムを書くことができず、、、続けることの難しさを改めて感じ、反省しております。何事も継続が本当に大切だと、、、
 継続することでゆくゆくは歴史になり、承継されていくきっかけになると、この大野見での七面鳥生産を通して日々感じ、向き合っております。この七面鳥生産も未来に向けてどのようなことが起こり、どのような方向に向かっていくのか、、、これは未知です。
 一方で歴史はある一定明確かな、、と思っています。もちろん解釈や捉え方で多少の違いはあるかもしれませんが、、、ボクは、七面鳥生産についてもやっぱり歴史が大切だと思っています。これまでどのように引き継がれてきたのか、なぜ大野見で、なぜ高知で、なぜ日本で七面鳥が生産されるようになったのか。そして、世界での七面鳥は、、、
 
『9月28日(土)に大野見で小さなお料理教室』
9月28日(土)に大野見で小さなお料理教室を開催します。
毎年11月にサンクスギビング(感謝祭)のお料理教室でここ数年お世話になっている「縁en」というお料理教室を主宰されている小松さんと一緒に。
 

 




写真は昨年の11月の様子です。この企画は、アメリカではサンクスギビング(感謝祭)七面鳥を食べる文化があり、その食事がどのようなもので、そして、この大きなターキーレッグ(七面鳥の骨付きもも肉)をどのように調理するのか。ということをテーマに開催されました。
(今年も11月4日(月・祝)に開催予定)

七面鳥は11月から12月にかけて世界的に食べられている食材であり、七面鳥という食材が馴染みの薄い日本でもこの季節であれば少しだけ七面鳥にスポットが当たります。
 しかしながら、世界的には七面鳥は季節に関係なく様々な場面、様々な食べ方をされてきている食材です。歴史をさかのぼると、日本でも明治初期ごろから食材として七面鳥が登場します。(ほとんど知られていませんが、いや、誰も知らないレベルです、、)
今回、9月28日に開催する「歴史のなかの七面鳥」という企画はまさにこの部分にスポットを当てたいと思い、、、ボクが縁さんにお願いをして開催することになりました。
日本、世界の歴史のなかで七面鳥という食材はどのような存在で、どのように食べられていたのか。「歴史的場面と七面鳥」を重ねながら、歴史の中に存在していた七面鳥を知り、そして、そのレシピを再現。少しニッチな切り口であるということは重々承知しながらも、なぜボクが「七面鳥に興奮しているのか」ということを共有し、大野見の七面鳥に興味を持っていただく第一歩になればと思っております。

 この企画はまさに継続が大切だと感じています。皆さまの頭の片隅に置いていただき、いつの日かご参加いただけましたら嬉しいです。



9月28日(土) 午前10:00~午後1:30
                    歴史のなかの七面鳥 ~世界の七面鳥文化を知ろう~


 
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松下昇平
高知県中土佐町在住、大阪府藤井寺市出身。1988年3月9日生まれ。
2017年、中土佐町大野見地域で60年続く七面鳥生産の仕事に魅力を感じ中土佐に移住。
「大野見と七面鳥」について様々な角度、形で学び、発信しています。
コラムは毎週水曜日更新予定!
 
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