40年ぶりの奉納!1100年の歴史「梼原町の津野山神楽」
40年ぶりの奉納!1100年の歴史「梼原町の津野山神楽」
2024.11.28
高知県梼原町松原地区で1100年続くといわれる「津野山神楽」が奉納された。
この地区では、実に40年ぶりの奉納でした!



※2024年11月19日放送
※掲載している内容は放送時点でのものになります
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40年ぶりの奉納!赤ちゃんを抱っこして舞う「大蛮」も!
高知県梼原町で約1100年前から舞い継がれてきたとされる津野山神楽
18節のパートから成り正式に舞い納めると約8時間もかかる伝統芸能です。







戦後になってからは津野山神楽保存会が伝承し、1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。



毎年秋祭りの時期には町内の数か所で神楽が披露されていますが、今年は過疎化の進む松原地区で40年ぶりに披露されることになりました。



神楽の中には大蛮(だいばん)と呼ばれる赤ちゃんが参加する演目があり、19日は松原地区に住む市川凌汰さん・美桜さんの二女で1歳1か月の琴葉ちゃんがその重要な役割を担うことに。





いよいよお待ちかね。赤ちゃんが参加する演目、大蛮です。地域の人たちの注目を一身に集めました。神楽は恐ろしい鬼の面をつけた大蛮が赤ちゃんを抱き舞うもので、息災を祈願するという意味合いがあります。







琴葉ちゃんは、大蛮に抱かれて大泣き!





他の赤ちゃんも次々と大蛮に抱き上げられ健やかな成長を祈る儀式を済ませました。



地域の人の顔にも笑顔がこぼれます。





過疎の進む山あいの集落ですが、久々に津野山神楽の太鼓の音や子どもの元気な声が響き渡り活気に満ちた一日となりました。

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